■元々写真家であったオーナーのシルヴィア・インパラート氏は、昔、写真の顧客だったアメリカ人が大変なワイン好きであったことからワインの世界に興味をもつようになりました。 毎週ワイン好きが集まるワイン会でグラン・ヴァンを堪能し議論を重ねるうちに、自分でもワインを造ってみたいと思い、 会の仲間であった「レンツォ・コンタレッラ」に相談を持ちかけました。 そしてシルビアは当時無名であったレンツォの兄である、 「リカルド・コンタレッラ」を紹介されることになります。 さっそく2人は彼女の別荘にあった畑でワイン造りを初めます。 出来上がったワインは素晴らしく、 試しに「ロバート・パーカー」にサンプルを送ったところ 「南イタリアのサッシカイア!」 と賞賛を受け一気に世界中の注目を集めました。 使用葡萄品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、アリアーニコ30%、メルロー20%で、熟成はフランス産バリック(50%新樽、50%1年落ち)で約10ヶ月間ののち瓶詰め後6ヶ月間寝かせてリリースされています。 土地のテロワールによって、従来のコッタレッラ・スタイルとは異なった エレガントで上質なボルドーを思わせる、余韻の最後に至るまで魅惑的な南イタリアを代表するグラン・ヴァン と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。 |